モデルを使った物撮りのメリット
モデル撮影は服を着せて撮影するだけ、ではありません。日用品やアクセサリーなど、商品を手に取り一緒に撮影することもあります。モデルに商品を持たせることで、使用イメージやサイズ感が一段と伝わりやすくなり、「商品を手に取ることができない」というECショップのデメリットを解消することができます。商品単体だけの写真とモデルを使った商品写真のイメージと違いと、モデルを使う際に気を付けたい撮影ポイントをご紹介します。
目次
1.モデルで伝える「サイズ感」2.モデルで伝える「使用イメージ」
3.まとめ
1.モデルで伝える「サイズ感」
商品の大きさは様々です。実際に商品を身につけた写真では、その「サイズ感」を伝えることができます。サイズ感は"手を写真に入れること"がポイントです。手のサイズは一番身近にある大きさの基準なので、サイズのイメージがつきやすいです。男性向けの商品であれば、男性モデルに持たせる方がより購入時のイメージが湧きやすくなります。モデルの手の動きにも気を付け、商品の持ち方や指のそろえ方、手の角度など商品が隠れすぎないように商品も手もきれいに見える写真を撮影していきたいですね。
2.モデルで伝える「使用イメージ」
モデルを使えば商品の「使用イメージ」も簡単に伝えられます。何をしようとしているのか、"商品の全体像"がわかるようなフレーミング、使用している"商品の動き"がわかるカメラアングルから撮影しましょう。ライティングをしているので、カメラ位置は基本的に固定して撮影。モデルと商品の位置や動きを変えながら撮影していきます。身体も一緒に撮影することで、身体に対する商品の大きさが分かるようになります。 極端に小さい商品で身体全体を写しこむと、商品が小さく写り、わかりにくい写真となってしまいますので身体をどこまで写し込むのかをよく見極めましょう。
モデルを使えば手に持った時のサイズ感と合わせて、それぞれの商品が特徴を掴む写真を撮影ができます。
まとめ
今回はモデルを使い、商品単体では伝わらないサイズ感や特徴を分かりやすく撮影する方法をご紹介しました。商品の使用イメージがグッと伝わりやすくなるモデル撮影は、サイト内で目立ちやすく。購入を検討するお客様の参考になるはずです。商品の見え方とモデルの手の動き、身体の動き、表情にも気を付けながら、いつもの写真にプラスして撮影してみてください。