影を作って雑誌風の写真にする簡単テクニック
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前回のアパレル写真をきれいに撮るコツでは「トルソー撮影」と「平置き撮影」のポイントをそれぞれお届けしました。今回は「平置き撮影」に焦点を絞って、簡単にワンランク上のクオリティに仕上がる撮影方法をご紹介いたします。
成形で変わる!雰囲気やディテールの見え方
商品を同じように並べても、各パーツのちょっとした動きで印象がずいぶん違います。ワイシャツの襟元を例に違いを見てみましょう。




■ ボタンを閉じた状態での撮影
襟元の「ボタンを閉じた状態」での撮影は、「ボタンがついている」「ボタンをとめることができる」ということを伝え、全体的にすっきりとした印象になります。
■ ボタンを開けた状態での撮影
「ボタンを開けた状態」では、一番上についているボタンの存在が分からなくなってしまいましたが、襟周りの空間が広がって全体の印象がラフになり、柔らかい雰囲気に変わります。
商品の情報は購入の際の参考になります。どちらの写真が良い悪いということではなく、どのようなシーンで着るのか、どのような雰囲気で商品を見せたいのかを考慮し、細やかなところまで伝えることが大切です。ボタンやジッパーの開け閉めひとつでも雰囲気が変わるので、撮影の際は気をつけて撮影していきたいところです。ディテールやパーツの有無は複数枚の写真をサブカットとして掲載することで、より購入者に伝わりやすくなります。
「シワを目立たせない撮影」と「あえてシワ感を出す撮影」
先ほどのワイシャツ画像では、なるべくシワが目立たないようなライティングと成形で撮影をしましたが、シワを目立たせることによって写真の見栄えがよくなることもあります。ライトの配置によって変わる写真の雰囲気の違いを比較してみましょう。




■ シワを目立たせないライティング
「シワを目立たせないライティング」ではライトの位置を高めに配置して光を真上から当てることによって、シワをフラットに見せることができます。平置き撮影でもあまりシワを目立たせたくない時は、このライティングがおすすめです。洋服の形状がわかりやすく、胸周りの幅感や袖の長さなどが見やすい写真となります。
■ シワ・凹凸感を目立たせるライティング
シワを作り、ライトの位置を低めに配置すると、サイドからの光となり影がつきやすくなります。影によりシワ感がより引き立ってみえ、生地の柔らかさ、素材の違いが出ます。後ろの裾が長いというこの洋服の特徴も立体感が出て、フラットな写真よりわかりやすいですね。
ひと手間加えるだけで雑誌風の雰囲気を再現
シワや凹凸感、成形の違いなどを組み合わせて、雑誌風の雰囲気を再現してみましょう。ひと手間加えることで、単純な物撮りではない、動きのあるイメージカットに仕上がります。
袖の関節部分や裾のめくり方に動きを出すことで、実際に着用しているかのような臨場感が生まれます。柄やプリントデザインのある洋服では、シワを作りすぎるとわかりにくくなってしまう場合があるので、注意が必要です。その際は袖の動きだけをつけるなど、商品の特徴と着るシーンに合わせて表現し、商品の魅力を引き出した撮影をしていきましょう。
まとめ
今回は「平置き撮影」で商品に動きをつけ、雰囲気のあるイメージカットの物撮り方法をご紹介しました。ライティングで変わる影のつき方、シワ感と動きで変わる商品の印象の違いを、実際に撮影しながら比べてみてください。柄やプリントデザインのある洋服では、シワを作りすぎるとわかりにくくなってしまう場合があるので、注意が必要です。その際は袖の動きだけをつけるなど、商品の特徴と着るシーンに合わせて表現し、商品の魅力を引き出した撮影をしていきましょう!
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